kaoru's cafe
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 |
『夜は短し歩けよ乙女』

森見登美彦/角川文庫


コレはもう、タイトルと、表紙絵に惹かれて買いました。
中村佑介さんのイラストを表紙に使った本はここ最近目につきます。
大正〜昭和のノスタルジックなかほりがして私好み。


以下超個人的な感相を簡単に↓↓

「黒髪の乙女」と「先輩」のファンタジックなラブストーリー。

恋焦がれる「黒髪の乙女」になんとしてでも近づきたくて、思いっきり遠回りしつつ、策を弄したり、ソレがことごとく裏目に出たりと、「先輩」のケナゲさが時に愚かで時に滑稽で、そしてとても愛しかった。

そんな「先輩」の七転八倒悪戦苦闘四苦八苦を知ってか知らずか(いや、知らないんだけども 笑)、飄々と己を信じてまっすぐに突き進んでいく「黒髪の乙女」もこれまた魅力たっぷり。


そんな二人を取り巻く古都、京都。
そして謎だらけで、奇奇怪怪な愛すべき隣人たち!!!
普通の日常が、少しずつ少しずつ、いつの間にかきらびやかな満艦飾のファンタスティックな異空間へとシフトチェンジしていく様がとても楽しく刺激的でした。

第三章から第四章にかけて、「黒髪の乙女」の心の片隅に「先輩」の居場所がちょっとづつ形作られていく様子には、読みながら思わず「いいぞ!」と心の中で喝采。
どこにでもいそうで、偏屈で、さえないようにしか見えない「先輩」が、一途に「黒髪の乙女」を想う気持ちと行動力に、私までいつの間にかほだされてたみたい(笑)

文庫版には解説の変わりに羽海野チカさん(はちみつとクローバーを書いた漫画家さん)が大好きな言葉とシーンをイラストにして感想を書きこんでくれてます。
なんだかとってもお得な感じ♪

で、羽海野先生が書いた登場人物(樋口さんと羽貫さん)のイラストが、私の空想とピッタリで感動。
更に、好きな言葉と表現も同じものをチョイスしてて一層感動!!

その中の一部を・・・
「自分よ自分、何ゆえ不毛にご活躍?」
「諸君!異論があるか!?あればことごとく却下だ!」
「ハッピーエンドだ!!誰もが赤面することうけあいだ!!」
「まるでドミノ倒しのように新しい朝が広がるのを我々は見た」

特に、「まるでドミノ倒し〜・・・。」この表現は鳥肌モノだった。
こんな風に朝が始まる瞬間を、ご自分のオリジナルな表現をもってして言葉に出来る作者がとても羨ましく思えた。


全体を通して、テンポよい語り口。
どこか講談を聞いてるようなリズム感は、読んでてとても気持ちがよかった。
優しくて温かくて包み込むような作風(文体)が好きな私だけれども、森見先生のはちょっと癖になりそう(笑)

これ、映画になってくれないかなー?
『舞妓Haaaaaan』・『泣くもんか』の監督で観てみたいな♪






スポンサーサイト
[2010/01/24 23:28] | book | トラックバック(0) | コメント(0) |
<<拍手レス | ホーム | アタリ☆・・・orz///>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://nonho.blog93.fc2.com/tb.php/96-0ff81bea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
プロフィール

薫

Author:薫
とりとめのない日常をぽつぽつと。

山田涼介くんと、彼が所属する「Hey!Say!JUMP」「NYC」をこっそり応援。

Twitter:@wakohrm

最新記事

kaoru@s bookshelf

訪問者数

ランダム妖怪辞典

くったりうさぎ きょうのひとこと

カテゴリ

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

検索フォーム

最新トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。