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『頭脳(あたま)の散歩~デジタル教科書はいらない~』 
『頭脳(あたま)の散歩~デジタル教科書はいらない~』 

田中眞紀子・外山滋比古 / ポプラ社


ちょっとおカタイ題名ですね。
内容もそれなりにおカタイですが(笑)

でもね、とっても魅力的なの。
以下、目次より

*第一章 言葉の力、読書の力
 「言葉」には奥深い文化が潜む
 外国語教育信仰に物申す
 電子教科書への警鐘
 デジタル情報からは本当の知性は生まれない

*第二章 人はなぜ本を読まなくてはならないか?
 読書が人生と知の扉を開く
 五体の散歩は頭脳の散歩
 愛想の悪い本に出会いなさい!
 人生前半と後半の読書の違い

*第三章 未来への志
 視点の違いが知性を成長させる
 十人十色が世界を豊かにする
 デジタル教科書は人と人とを隔てる
 知識の先にある知恵への道のり
 自分自身に問いかけることの大切さ

(一部抜粋)

各章のタイトルとテーマのラインナップを読んだだけでもわくわくするー♪
とにかくこのお二方の対談の内容が面白い。

言葉と思考、知識と知恵、日本と外国(主にアメリカ)、政治から日本の教育のあり方まで、内容は多岐に渡って話がどんどんふくらんで、広がって、時事問題も絡めながらの対談。
デジタル化、情報過多、スピード化への危惧もちゃんと忘れない。

読んでるこちら(ワタクシ)を全く飽きさせませんでした♪
たとえば「本を読む」という行為にも、いろんな形があるということを教えてくれました。
読む。黙読、素読、音読、それぞれの効果。
読む。資料の読み方、物語の読み方は脳の使い方が違うということ。
読み込んで、読み取って、知識とし、それをいかに知恵に変えていくか。
始終、「うんうんなるほど」の繰り返し(笑)

田中眞紀子サンといえばよく知られた政治家さん。
彼女の政治方針とか理念とかはここではおいとくとして、
この対談集を読むと、彼女の人を惹きつける力の根源が少しわかったような気がしました。
政治家として、母として、一人の女性としてしなやかで強い。
とにかく言葉遣いが実はとてもキレイ。
尊敬する年長者(この場合は外山氏)に対する丁寧な物言いがとても感じがよかった。
言いたいことはちゃんと明解に理路整然と伝える。しかもユーモアも忘れない!
そして相手の話にもしっかりと耳を傾ける姿勢。
普段から沢山の書物に触れ、人と会話し、思考をめぐらしてるんだろうなと思われました。

外山滋比古さんは英文学者で、お茶の水女子大名誉教授。
田中眞紀子さんのお子さんがお茶の水女子大の幼稚園に通っていたころからの縁だそう。
言葉や言語に関する書物が数多く出版されてます。
エッセイや随筆も面白いです。とにかく美しい日本語を大切にされてる方。
以前このブログでも『忘却の力~創造の再発見~』という本を紹介させていただきました。

文字も大きく160頁くらいの対談集。
あっという間に読んじゃいました。

ちなみに、第一章は、2010年、「国民読書年推進会議」と文字・活字文化推進機構主催の国民読書年記念講演会における公開対談を収録したものです。
なんて堅苦しい(笑)



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[2011/06/20 19:38] | book | トラックバック(0) | コメント(0) |
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