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『最後の恋 ~つまり、自分史上最高の恋~』 
『最後の恋 ~つまり、自分史上最高の恋~』 新潮文庫

阿川佐和子・谷村志穂・角田光代・乃南アサ・沢村凛・松尾由美・柴田よしき・三浦しをん

8人の作家さんによる短編集
もう、いつ買ったのかわかんないくらい放置してた。
(こういう短編集は、1作品読んだら、しばらく放置しちゃうクセがあります。)
多分、この本買ったとき、私相当乙女モードだったんだと思われます(笑)
タイトルにまず惹かれました(てへへ)
作家陣は半分は読んだことがないお方で。

一つのテーマでいろんな作家が作品を寄せてる本は、
触れたことのナイ作家さんの作品に触れるいい機会です。

いろんな角度からの「恋」のお話
切ないのもあれば、ひやりとするもの、
または女性作家じゃなきゃ書けないよねーっていうのもあるし、
ハッピーエンドもあればそうじゃないのもあって。
個人的好みで好きなタイプの作品とそうでない作品があったから、
総括は・・・
まあまあってところかなーでした(上から)

お気に入りは松尾由美さんの『わたしは鏡』という作品。
読んだことがない作家さんでしたが、ぐっときてしまいました。


美容院にある鏡、
それも
華々しい大きい鏡じゃなくて、
後ろの仕上がりを
お客さんに見せるときにだけ
使用される
一日に数回しか
光の中にでることのない
そういう鏡に語らせた
届かない切ない片想い

でも、
切なさだけじゃなくて
誰かを想うことで
知りうることができた
たくさんの幸福感も語られてて

恋をするってこういうことだったなぁ
って
いろいろ思い出したり、
ちょっと今の自分に重ねたり、
そんな小品でした。



以下、何度も読み返した部分をちょこっとだけ紹介させてください。
近くて遠い世界にいる
キラキラした彼らに思いを寄せてるかたなら
共感してもらえるかなーって(*^^*)

無断転載なので続きにたたみますーーーー。










わたしは、今あるようなわたしでしかなく、そういうわたしの一生の中でその人に出会えたことをよかったと思う。
その人を見つめていられる短い時間を、かけがえのないもの、わたしの手に入る最上のものだと思う。たとえその人が正面からわたしを見つめてくれたことは今までになく、これからもないとわかっていても。わたしはうしろから遠慮がちにのぞきこむだけで、その人の目も、くちびるも、わたしではないほかの存在に向けられるものであったとしても。
だとすれば、わたしはやはり幸福だったのだ。
こんなふうに、わたしの日々がすっかり様相を変えてしまってから、すでに一年とその半分がすぎた。



松尾由美作『わたしは鏡』より一部抜粋


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[2011/05/22 12:23] | book | トラックバック(0) | コメント(0) |
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