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『ニッポンの嵐』 

『ニッポンの嵐』 / 株式会社 M.Co.

「人気5人組グループ「嵐」のメンバーが日本各地の魅力や地域の課題などを紹介する非売品の図書「ニッポンの嵐」が10日までに完成、発行元が全国の小中高など約4万校に2冊ずつ寄贈を始めた。

 嵐を海外での日本のPR役「観光立国ナビゲーター」に任命している観光庁は、子供たちが観光やその基盤になる地域の魅力に対する理解を深めるのにつながると、活用を呼び掛けている。

図書は相葉雅紀(27)が福祉や介護、櫻井翔(28)が農業など、5人それぞれの興味をもとに各地を訪ねた旅の記録をメンバーの企画に沿ってまとめた内容。メンバーは「自分が暮らすこの国や街のことを知らなければいけないとの気持ちが本を生むきっかけ」とメッセージを観光庁に寄せている。」

〜サンスポニュースサイトより引用〜



この本、長女が学校から借りてきました。
内容があまりにも良くて、小中学校のみの配布及び非売品ということに納得がいかない。



ネタバレふんだんにありますので、たたみます。



↓ ↓ ↓ ↓



表紙
サイズはドル誌の「duet」くらい(笑)
厚さ2cm
ハードカバー(図鑑タイプ)
200頁

嵐のメンバーがそれぞれテーマを決めて日本各地を訪れます。
そこで暮らし、仕事をし、次の日本を担っていく人達とじかに触れ合って話をし、時には一緒に作業をする様子を、同行の記者とカメラマンの視点から記録されてます。

そして五箇条の旅のすすめ方
1 できるだけ気持ちのままに、自由なたびをする。
2 じっくり空気を感じてくる。
3 その土地の人の話をきく。
4 旅の思い出をのこすために、写真を撮ってくる。
5 メンバーへのお土産を買ってくる。

「1」はほんとにそんな感じでした。スケジュール的にはタイトなんだけど、行った先ではほぼフリー。予定外の人を紹介されて、お会いして話を聞いて、人が人をつなげてくれる。
「4」はデジタル全盛の昨今、あえてフィルムカメラを持たされたそうで。その一瞬一瞬。彼らの目に映ったものを切り取って残しておく手段としてフィルムカメラを選択したスタッフの意気込みに拍手。


では、まずは大野君から

「ニッポンのものづくり」

青森県
雪の中、美術家・奈良美智さんの世界に会いにいく。
生活の延長上にある「モノ」のものづくりをしている人たちと交流。
家具屋さんでスプーンを作ったり青森県立美術館やちいさなカフェを訪ねたり。
夕飯を食べた郷土料理のお店では、偶然居合わせたねぶた祭りの音楽隊の方たちと盛り上がったりも。
「青森の人たちはあたたかい」

お洒落なばかりではなくて、古代三内丸山遺跡の時代から過酷な自然環境の中、人がどう生活してきたか、若い人たちはここからどうして行こうとしてるのか、ものづくりをしながら日本を考える旅でした。
大野君はやっぱり「伝統的なものづくりとアート」。


次は相場ちゃん

「ニッポンの福祉、介護」

二日間かけて木更津〜奈良をまわっていろんな角度から、介護、福祉の現実を見てます。

現実問題として、明るい話題は少ない介護福祉の世界。
いろんな課題を抱えながら、それでも普通にあたりまえに明るくそこにいる人たち。
相葉ちゃんがこのテーマに絞ったのは自身の祖父の死に思うことがあったからだそう。
介護保険の登場でデイサービスからこぼれ落ちてしまった老人を受け止める宅老所、高齢者向けお弁当の宅配業。障がい者の人たちが集い、ものをつくり交流や活動を広めるためのたんぽぽの家、そして、ロボット工学から福祉を見つめる大学准教授。
たくさんの人の中に物怖じしないでありのままの姿で飛び込んでいく姿勢はとても相葉ちゃんらしいです。
相場ちゃんは「ために」から「ともに」という言葉と出会います。


さて松潤

「ニッポンの島の人々」

島国日本に数ある有人の離島の中から、島根県隠岐の島へ向かいます。
過疎化がすすむ島々の中で、人口増加を続ける稀有な存在、隠岐島。

若い力が突き進んでいこうとするそのエネルギーを島の大人や老人達がいい距離感でサポートしていく。
この島を元気に!という強い思い。
でも気負わず自然体な魅力的な人たち。
松潤と同世代の環境協会や教育委員会の職員。
「観光甲子園」という自分の街の紹介ツアーのプレゼンで優勝した高校生達。
島がもつ自然のパワーと海の恵み、地の恵み。
足ることを知りながら、背伸びをせず活き活きと生活している人たち。
松潤は「ヒトツナギ」というキーワードをもらいました。


そして翔くん

「ニッポンの農業」

奈良北東部の大和高原でお茶作りをしている一人の青年に会いに行くところから全てがスタート。

とにかく、この青年。伊川健一さんがすごい人。
中学生のときに社会や人間の原点のようなものを全て悟ってしまったような人。
土地の持つエネルギーをもらいながら、一貫した無農薬の自然農法。
土地の人を巻き込んで、環境に危機感を感じている若者が集まりお茶を作ってる。
翔くんは人の話を聞きだすのがほんとに上手。
テキストは「伊川さんの言葉」で埋められている。
茶摘みをし、お茶を作り、自然農法で採れた食材でこしらえた美味しい料理をいただき、たくさんたくさん話を聞いて、日本の農業と未来を考えました。
「農は根っこ」です。


最後はニノ

「ニッポンのエンターテイメント」

京都の「ニンテンドー本社」と東京の「スタジオジブリ」を訪問。
なんともニノらしい選択で。
でも、どちらも日本を代表する「産業」です。

マリオの生みの親のクリエーターさんたちにあって興奮するニノ。
マリオの出生の話を聞いたり、ゲーム音楽の製作者さんに会って目を輝かせたり(笑)
しまいにはその憧れのクリエーターさん達に『NewスーパーマリオブラザーズWii』バトルを挑み圧勝するニノ(爆笑)
ニノはいつかゲーム音楽を製作したいそう。
スタジオジブリでは宮崎監督、鈴木プロデューサー、アリエッティの新人、米林監督に話を聞く。
自分達の想像以上に大きくなってしまったスタジオジブリと作品に対する率直な意見は興味深かった。
マリオにしてもジブリアニメにしても「商業ベース」とかけ離れるわけには行かない所は共通してて、ショービジネスというエンターテイメントの世界に長くいるニノにもそれはすごく感じるところのよう。
それでも驕ることをせず誇りを持って、やみくもに謙虚でもなく自然体な先輩達からニノ個人としても、嵐というグループにとっても大切な何かを考えさせてもらって幸福な時間だった模様。


最後は旅の報告会
各自がチョイスしたお土産を披露しながら旅で出会った人たちとの思い出や写真をみせてそれぞれのたびを振り返る。


以上こんな感じでした。
写真もたくさんあって、嵐のメンバーを「アイドル」でなく一個人として捉え、
迎える方も、訪なう方もリラックスしたよい表情の写真がたくさんありました。
各土地の美しく力強い写真も豊富に収められてました。

政治、社会、文化、歴史、芸術、信仰、経済・・・多方面から迫った今の日本の現状。
等身大の若者同士が出会い、刺激しあっていく様子はドキュメンタリーを見ているようでした。

活字も小さく、内容も深い。
コレは小学校や中学校の図書室にちんまり納まるべき本じゃないと思う。

嵐ファンの友人によると、非売品のため学校から持ち出された本がネットオークションにかけられて高額で取引されたり、貸し出ししても切り取られて返却されたりと、問題も多発しているよう。
そのため、貸し出し禁止の措置がとられ、閲覧も自由にできない学校が増えているとのこと。
きっといつか忘れられて、お蔵入りになってしまう。

本末転倒。

この本は内容に値する価格をつけられて、正規ルートで一般発売もされるべきだと思う。





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[2010/10/20 20:03] | book | トラックバック(0) | コメント(0) |
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