kaoru's cafe
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] | スポンサー広告 |
『白河夜船』
『白河夜船』 吉本ばなな 福武書店


映画がもうすぐ公開されるというので。

夜と眠りにまつわる三篇からなる単行本

とても繊細ゆえに、深いところで傷ついている女性が主人公

こういう物語に共鳴して癒されたり救われたりする人が確かにたくさん存在するんだろうなと

そう思うと同時に

自分は繊細さや儚さに鈍く、感受性のかけらもないがさつな人間であると思い知らされる。


映画は、美しい映像で原作の世界を捉えているとの前評判。
出演者も今見ておきたい方ばかり。
作者もこの映画化を大変喜んでいるとのこと。

見に行けなくて残念。
成功を心から祈っています。
(先日、映画暗殺教室の舞台挨拶のために上京しちゃったからなぁ。さすがに2か月連続は無理w)

スポンサーサイト
[2015/03/29 15:04] | book | トラックバック(0) | コメント(0) |
いっぺんさん
『いっぺんさん』 朱川湊人 / 文春文庫

フォロワーさんから紹介していただきました。
どちらかというと遅読なタイプなのですが、それにしてもこれは時間がかかりました。
短編集。
昨年の夏から、ほかの作品に浮気しながらちょこっとずつ読んできました。
なぜこんなに時間がかかったかというと、一作読むたびに、とても疲弊してしまい、次の作品に入るのに「えいやっ!」という勢いとか覚悟とかそんなものが必要だったから。
表題作の「いっぺんさん」は温かい気持ちになれる作品でしたが、他はラストでいきなり突き放されて途方に暮れる感じ。そして、我に返ったときに背中を這い上がる畏れに似た感覚に。
子供を主人公にしたものが多め。
『世にも奇妙な物語』的な物語っていったら伝わりやすいかな?
地方都市に根強く残る因習や口伝、土俗信仰的なものが根底にあって、目に見えないものに対する畏怖の念。そういった者たちをテーマにしているかと思いきや、最後に突き付けられるのは、それ以上に恐ろしい「人」の本心。

個人的に「山からくるもの」が一番怖かった(涙)

でも、面白かった!!
教えてくださったフォロワーさんに感謝です(^^)
[2015/01/26 00:32] | book | トラックバック(0) | コメント(0) |
『雪猫』
『雪猫』 大山淳子 / 講談社文庫

このブログであんまり言ったことはないけれど、実は好きなんです。
猫が。
二十歳前までは断然犬派だったんですけど、実家が子猫を拾ってきた時から猫の何とも言えない魅力に取り憑かれました。

このお話は真っ白い猫が主人公。
物語は「ぼく」という一人称で紡がれていきます。

捨て猫だった「ぼく」は一人の少女に命を救われ、世界をもらいます。
そして、ある日、少女の身に危険がせまったとき、「ぼく」は気がついたら青年の姿になって彼女を守っていました。

「ぼく」は見返りを求めず、少女を愛し、一生を尽くしました。
人間になれたからといってヒーローなんかではなくて、てんでダメなときもあったりするのだけど、それでも猫である「ぼく」の気高く凛とした生きざまは心を打ちました。
最期の雪のシーンは切なすぎて、こめかみが痛くなってしまいました。


この物語はファンタジーで、ラブストーリーで、ユーモアも含まれていて、猫の世界って本当はこうなのかもしれないって思わせてくれました。

ジブリ作品の猫の佇まいやしぐさが好きです。
できたらこの物語をアニメで見てみたいなぁと思います。

もちろん、主人公のタマオの声はHey!Say!JUMPの山田涼介さんの優しく温かい声でお願いしたいところです。

[2014/02/02 23:00] | book | トラックバック(0) | コメント(2) |
『星と輝き花と咲き』
先週、所用があり、1人で実家に帰りました。
2泊3日という短い時間でしたが、帰ってよかった。

私の実家は東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで、「のぞみ号」が停車しない駅。
片道約6時間の一人旅です。
当然旅のお伴は文庫本。

帰りの新幹線で読んだ本が面白かったのでちょこっと紹介
アイドルおたくの方なら興味があるかな?

『星と輝き花と咲き』 松井今朝子/講談社文庫

日本初のアイドル小説です。
ん?アイドルが主人公の本なんてたくさんあるでしょ?と思ったそこのアナタ!www
いやいや、そうじゃなくて!
日本で初めての「アイドル」という存在だった女性の一代記的物語

帯には「『追っかけ』を生んだ明治のアイドル!」ってデカデカと書かれていました。
明治の時代、女義太夫として名をはせた竹本綾乃助という実在の女性がモデル。
浄瑠璃の語り手です。

美貌と実力を兼ね備えた少女があっという間にトップに登りつめる。
華やかな表舞台の裏では妬まれたりライバルとの人間模様があったり、『追っかけ連』というヤラカシに追っかけまわされて危険な目にあったり、人目をしのんで恋をしてもスキャンダル専門の新聞屋に付け回されたり、今で言う敏腕マネージャーにステージママの支えや、タレントと事務所のパワーバランスが描かれていたり・・・。
平成の芸能界とそう変わらない?
既視感を感じないではいられませんでした。

そして、どんな局面でも、行きつくところは「お稽古」と、稽古の成果を披露するための「舞台」。
ひたすら芸を磨き、板の上で輝き光放つ主人公。

涼介さんに重ねないで読めるわけがありません。

Hey!Say!JUMPの新曲「Wride With Me」が発売されました。
物語の主人公は1人で板の上に座っていましたが、涼介さんにはメンバーがいます。
群舞に徹しながらも圧倒的なスピードでメンバーを引っ張る涼介さんのダンスが好きです。
Hey!Say!JUMPの第2のデビュー曲だとのこと(メンバー談)
新しいJUMPの世界。
どんな物語が始まるのか、当分、私のページをめくる手が止まることはなさそうです。

[2013/12/26 01:15] | book | トラックバック(0) | コメント(0) |
『はるひのの、はる』
『はるひのの、はる』 加納朋子 幻冬舎

「ささら」シリーズの第三弾
今回もじんわりあたたかかった。

突然現れる不思議な女の子「はるひ」
死者と交流できる「ユウスケ」

二人によって人生が動かされた人たち・・・

川沿いの「はるひ野」とその周辺でおこる出来事
人と人との一瞬の関わりが

はる なつ あき ふゆ 

そして再びのはるを迎えて・・・

読んでいる間、深くて温かくて包み込むような世界にどっぷりでした。

美しいばかりの世界ではないし、むごいことも起こるのだけど、
でも、はかない命を慈しむ愛情のこもった物語でした。


そして、第一弾の『ささら さや』で赤ん坊だったユウスケ、ちっぽけでめそめそしてばかりいた母親のさや。
この二人がいつの間にか頼もしく成長していく様が、誇らしくて愛しくて。

すっかり親子を見守る隣人のような気持ちでした(それこそ三婆達並み)

[2013/11/14 19:37] | book | トラックバック(0) | コメント(0) |
| ホーム | 次のページ>>
プロフィール

薫

Author:薫
とりとめのない日常をぽつぽつと。

山田涼介くんと、彼が所属する「Hey!Say!JUMP」「NYC」をこっそり応援。

Twitter:@wakohrm

最新記事

kaoru@s bookshelf

訪問者数

ランダム妖怪辞典

くったりうさぎ きょうのひとこと

カテゴリ

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

検索フォーム

最新トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。